海釣り公園の書 - 海辺に家を買いたい!






横須賀海釣り公園(釣果、ポイント)−関東釣り情報−神奈川横須賀つり場−横須賀うみかぜ公園−イワシ、鯖、青物、カレイ、カサゴ、メバル



横須賀海辺つり公園



横須賀海釣り公園(釣果、ポイント)−関東釣り情報−神奈川横須賀つり場−横須賀うみかぜ公園−イワシ、鯖、青物、カレイ、カサゴ、メバル








釣り場情報


名称 横須賀海辺つり公園
サイト http://www.nissan-nics.co.jp/umibe/index.html
定休日 なし
営業時間 AM5:00-PM10:00
料金 なし
駐車場 あり
釣り場広さ 岸壁の片面


*釣り場の情報は常に変わっています。現地の最新情報をご確認ください。



横須賀海釣り公園


非常に住宅地に近いながらも、大変綺麗な自然豊かな海に接していて、すぐに釣りが楽しめるという都会では珍しい釣り公園です。

道路一本挟んで住宅がありますので、他の工業団地や埠頭にある神奈川の海づり公園とは異なる趣きであるという感じです。その道路も綺麗にヤシの木などが植えられて整備されていますので、ロケーションはいいと思います。

近くにある「海かぜ公園」とは異なりますのでご注意下さい。作りも名前も似通っていますのでうっかり間違ってしまいそうです。

横須賀海釣り公園に入ると、まず展望台のついた建物があり、そこから釣り場が一望できます。入り組んだ場所ですが、海を一望できます。



横須賀海辺つり公園
釣り場は柵があり、このような感じになってます。
海に向かって右方面を見た様子です。

横須賀海辺つり公園
海に向かって左方面を見ると、釣り場が細長く続いています。
かなりの距離があります。
この日は真冬の一日でしたが、夏になると隙間なく人が入ることがあります。




横須賀海釣り公園で期待できる釣果


春〜夏はイワシ、夏は、イワシ、サバ、イナダなど、青物を狙うのにかなりいい場所だと言えます。冬はアイナメ、カサゴ、メバル、海タナゴという一通りの魚種を釣ることができます。根魚が居るということも魅力の1つです。場所によってはこういう釣り公園などでロックフィッシュ(根魚)は全く釣れない場所もあります。テトラの間に入り込んで釣ることもなく、安全に釣りができるので大変いいと思います。

夏の青物は有名で、海の開けた場所にあるため青魚がよく回遊してくるのだと思います。夏場の釣りは混雑が予想されます。



横須賀海釣り公園釣果
カサゴの稚魚を放流したと書いてありました。
カサゴの放流というのは、なかなか珍しいことだと思います。
一年を通して、期待できる釣り場だといえそうです。

横須賀海辺つり公園
横須賀海釣り公園の釣り場のすぐ裏には芝生の生えた、細長い形の公園が広がっています。
釣りをしない家族はここで遊んでいることもできます。





近くにある海かぜ公園の様子



海かぜ公園

すぐ近くの海かぜ公園です。横須賀海釣り公園とは違う場所です。
こちらは公園がメインとなっていて、様々なゾーンがあります。釣り以外の目的で来る人が大勢いて大変賑わっています。

釣り禁止ゾーンがありますのでそちらでは釣りをしないようにしましょう。



海かぜ公園
かなり奥行きのある道路のような通路を背にして釣りをします。
車は通りません。
横須賀海辺つり公園と比べると、広々とした感じです。


目の前には猿島が見えます。

海かぜ公園
このような親水エリアもあります。ここは釣り禁止と書いてありました。





実は神奈川県では最も西側にある海釣り公園!!!


これは実に驚きですが、神奈川県では相模湾沿いには海釣り公園はありません。

東京都にしても、人口が多い都市ほど海釣り公園が少ないのです。つまり、人に対して釣り場が圧倒的に少なく、釣り人口密度が世界一高い国であるとも言えます。

地方へ行けばそんなこともなく、人っ子一人居ない海岸はありますが、海釣り公園=正式に釣りを堂々と、釣り人が優先される場所はなかなかありません。

さて、ここは東京湾です。

神奈川県最西といっても、西湘を超えてここまでありません。

また、相模湾、西湘地域は海が荒れることで有名です。外海です。西湘バイパスなどはよく大雨で通行止めになったり、崩れたりすることさえありました。

こんなところに海釣り公園を作っても桟橋ごと持っていかれるか、護岸を作っても、全員水をかぶる覚悟でやる必要があり、釣り公園にはならないと思います。つまり、地理的に無理。

逆に鎌倉から江ノ島あたりは穏やかですが、人が多すぎてもはや次元を超えていますし、海目当ての釣り人以外の人が多いので、そこまで専有できません。

大磯から国府津のあたりの海岸を見るとわかりますが、とても海岸なのに砂浜なのに、ここでは釣りはマズイだろうという感じがします。すぐに深くなりますし、一部の海水浴場以外は、ほんの1mも進めば足がつきません。

波が荒すぎて、砂浜はほとんどなくなり、国府津あたりはゴロタ石ばかりになっています。ここでは石は流されないから残っているというだけで、これが防波堤のようになり、少ない砂浜をなんとか維持している感じです。

こういう場所では、常に釣りは危険と隣り合わせです。相模湾の西の方はとにかく、波をかぶるほどの場所で、通常の砂浜の感覚で居ると、飲まれて大事故につながります。事故も起きています。

そういう場所に子供が多い海釣り公園を作ると、フェンスがあっても、何があっても、護岸だけは残っても、桟橋は針金のように軽く掻きむしられグニャグニャになってしまい、とても、夏を超えられません。台風のたびに危機です。税金を海に流すのか?民間レベルじゃ、絶対無理な投資です。

そして、 砂浜にいても高波が危ないのに、100m近くも沖に桟橋を伸ばしたら、もう、大変なことになりますので、無理なのだと思います。

これだけ人口が多い神奈川県において、海釣り公園が東京湾に密集している理由でもあります。

伊豆半島までいくと、熱海に海釣り公園があります。防波堤の役目を果たしてくれているのです。

そう考えると、三浦半島の西側にあってもいいかなと思いますが、場所は行けばわかりますが、高級別荘地です。

ヨットにクルーザー別荘でバーベキュー、自家クルーザーでトローリングでカジキを釣り、クラブハウスでくつろぐマリーナがいくつもあります。

学生のヨット部などの活動の場でもあるようです。もう一度バブル景気が来ても海釣り公園は出来そうにありませんね。
海釣りってバブルとは反対の方向に位置していますよね??