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八景島の潮干狩り | 横浜の無料潮干狩り

八景島潮干狩り

八景島の潮干狩り | 横浜の無料潮干狩り

横浜で潮干狩りができる場所として有名なところに、金沢文庫、八景島の近くに海の公園というところがあります。ここは一時期テレビなどで無料である潮干狩り場だと放映されたため、とんでもない数の人が集まってきてしまっています。 GWには、、まさしくものすごい数の人間が大勢で砂浜に所狭しとうごめいています。

これはある意味もの凄い光景なのでみる価値があるかもしれません。さすがにいくら無料とはいえここまでの人が集まってくるなんて考えられもしません。ここは海水浴場でもあり夏もオープンしているのですが、決してそこまで人は集まってません。皆、海水浴でうと遠くまで行ってしまうのかもしれませんが、綺麗に整備されたりしていて環境も良くなっているようです。あさりを掘って食べるということには抵抗がないのでしょう。



八景島潮干狩り


八景島 海の公園


大きな公園が隣接されていますので、公園でピクニックをしながらお弁当食べてそのついでに少し海に入って遊びながら、あさりでも探ってみようかという人が多いのではないでしょうか。

考えていることではないかと思います。八景島の潮干狩りはあさりを取るというよりは海に入って遊ぶような感覚なのだと思います。



横浜潮干狩り  八景島潮干狩り  横浜潮干狩り



とにかく無料の潮干狩りというのがいいです。


ここで量をほろうという、本格的な方にはあまりオススメはできないかもしれません。

しかし、ファミリーで家族連れの方などは非常にいいです。なんといっても近くに遊園地もありますし水族館などもありますから、大変飽きない場所だと思います。

無料なので、飽きたら昼寝でもしていればいいわけです。普通の潮干狩り場に行くと、大人で1200円かかるところもあります。制限があって2kgまで持ち帰りです。しかし、2kgとれないと、買ったほうがいいということになります。ひどい場合、とくに人がたくさん来て採り尽くしてしまった場合や、なんらかの原因であさりの生育が悪くなって小さいアサリばかりになったり、ほとんどアサリが居ないということもないとは言い切れません。

また、ここでは奥の方で、専用の道具を使ってあさりを大量に取っている業者的な感じの方も多くいます。ここまで人が集まってくると、さすがに浅いところではとれなくなるのでしょう。

そのため深いところで柄のついたカゴのようなものを使ってあさりをほり上げていきます。これは結構取れているようで、なかなかの量が期待できると思います。またここではそういった器具を使うことを完全には禁止していないようですので、大きさが制限内であればいいということもあるようです。 これは結構珍しいことで場所によっては一切禁止されているような道具です。



アサリにはいい環境

アマモが生えたり、湾が静かだったりして干潟のようです。

おそらく、この場所は土が粘土質のためあさりにとっては大変適しているのでしょう。ここではあさりをまくということはやっていませんが、毎年かなりの数のあさりが増えているようです。こういった場所にあさりというのは本来生息しているものだと思いますので、貴重な環境なのだと思います。またアマモなどもはえていてこの辺では珍しく自然環境が残された場所だと思います。

また一見すると、人間には汚そうに見えても、そういった少し栄養が多い豊富な水の方が微生物がよく育ち、それを食べたりするあさりもよく増えますので、非常に良い環境なのかもしれません。横浜では基本的に潮干狩りをできる場所はほとんどありません。千葉などと比べるとほとんどないと言ってよいでしょう。潮干狩りと言えば千葉、そちらのほうが有名です。

東京湾はほとんど護岸が整備されていて不可能ですし、神奈川県はほとんど外海なので、波が荒く外海に面していますので、あまり貝が取れるような環境にはありません。そういった中でここの八景島の潮干狩り場は無料で、大変貴重な場所なのかもしれません。これだけの広さの砂浜であさりがとれる場所は他に神奈川県ではありません。

また、漁港に接している砂浜と違って、完全に一般の人たちが自由に入りできる公園の一部として砂浜があります、そういったことも自由に気楽に潮干狩りを楽しめる理由だと思います。



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早い時間、早い日に行けば、結構、取れることがわかりました。さすがに、シーズンの何日目かには採り尽くされてしまうようですが、最初の日、とくに、ゴールデンウィークでものすごい数の人がくるので、そこで採り尽くされる前が狙い目です。

あれだけの人が来たら、あさりも居なくなって当然かと思います。もしちゃんと取りたければ、その前に掘りに行く方がいいと思います。

GWは家族や仲間とともにピクニックをしながら遊びながら海に入り水遊びでもしながらアサリを掘るといいかと思います。

とったアサリは、砂抜きをしっかりとします。現地でもたっぷりとバケツに水を入れて1、2時間おきます。底の方に吐き出された砂が溜まっています。

しかし、それでもまだ食べたらいけません。がりっとして、歯をいためるかもしれません。その後、家で海水と同等の海水塩を溶いたものに数時間つけておきます。それでようやく食べることができます。

また、食べる前にはザルに上げて海水を吐き出させないと、しょっぱくて食べられません。また、そのまま、涼しい所で2,3日活かしておくことができます。



横浜潮干狩り


あさりの調理法としてはなんといっても、王道は酒蒸しです。
これほど安い貝がこれほどまでに美味しいのかと思うほど美味しいものです。とれたてのアサリは別格です。

潮干狩りでとって食べるあさりと、スーパーで売られているアサリを食べ比べてみると、その違いに衝撃をうけると思います。



横浜潮干狩り


あさりはこのような泥ぽいところも好んで生息しています。泥の中には有機物やそれを求める微生物がたくさん住んでいてそれを餌にするアサリにとってはいい住処なのだと思います。

また、あまり砂に深く潜ると酸素が少なくなるのか、それほど深いところには居ません。だいたい、手で掘れる程度の10cm程度の深さまでしか居ないことが多いです。その周りでアサリが居たら、ほとんど同じ深さに潜っていますので簡単に取れるかと思います。

多くとるには、効率的にあさりを掘らなければなりません。必要以上に深く掘らないということは大変重要なことです。また、アサリは一定範囲に密集して生息していることが多いようです。

居るところにはとにかくたくさんいる。居ない所はほとんど居ない。

これを知っていると、一度、あさりの住処を見つけたら、その周りには隙間なくびっしりとアサリが敷き詰められているということもあります。
そこ だけを掘っていればもって帰れないほどのアサリが取れてしまいます。逆に、全く居ないところをいくら掘っても一切とれませんので、すぐに移動するのがいいのかと思います。



潮干狩りでアサリを多く見つけるポイント


・単独でアサリが居ることは殆ど無い。

居ないところには全くいません。環境がいい。つまり、餌が豊富な場所にはアサリはたくさん居ます。居ないとすれば、人が掘ってしまって残っていない場合があります。そういう時は掘り残しを期待して、探すのもいいかもしれません。

いいポイントを見つければ1帖分くらいの広さを探せば、1kg以上とれることもありますので、これは大事なポイントです。アサリ採りは広い範囲からたくさんとるというよりは、ピンポイントで探せば充分な量が確保できてしまいます。


・砂に潜る深さは決まっています。

あさりが砂に潜る深さは決まっているようです。

水がひいた所は深く潜る傾向があるかもしれませんが、まだ、水がひたっているところでは、10cm以上は潜らないことが多いようです。
無駄に掘らないことが広く探して、多くのアサリをとるためには必要なことです。


・物陰を探す

アサリをほりにきている人があまり掘らないところをねらうのはいいと思います。

アサリが物陰に逃げたりするわけではありませんが、人間が見落としがちな場所にはアサリがまだ残っていることが多いです。



採ったアサリの保存法

とってからすぐに砂出しして冷凍保存ということもあるようですが、やはり、生きている状態でキープしたいところです。

現地で海水をバケツに入れて、砂を出したら数回とりかえて、家についたら綺麗な海水塩で3%程度の海水を作り砂出しを続けます。
このときに、吸水管を長く伸ばしている姿が見られれば大丈夫です。

数時間で砂が抜けます。食べる前にはザルにあけて海水を排出させてください。

この状態で2,3日持ちます。水が濁り始めたらアサリがだめになっているものが出始めている証拠です。

2,3日で食べられなければ、冷凍、佃煮、などの方法で保存してしまいましょう。



*安全には十分気をつけましょう。